1ポンドの福音

Pound パウンドケーキ、家でも作っていたのでわりと幼いころから馴染みのあるお菓子です。ブランデーを入れたものが特に好きですね。

 このネーミングって小麦粉、バター、砂糖、卵をそれぞれ1ポンド(=パウンド)ずつ使って作るからですって。材料の量が名前になっているのって、凄くおもしろいですね。
 
 写真のようにひとつづパッケージされたものは、食べやすい。初めてのケーキ屋さんにあったら、とりあえずいくつか買ってしまいます。ある程度日もちするし、食べやすくていいですね。地味に高かったりするのだけど、満足感のあるお菓子です。

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「さなぎ」より発する大人のポップ

Pupa pupa / floating pupa 

 高橋幸宏のニューバンドということだろうか。メンバーは6人。僕としては高野寛と 原田知世の参加が興味深い。早速、アマゾンでアルバムを注文してみました。
 ジャケットのアートディレクションは服部一成。このちょっとラフな抜け具合は「さなぎ」を意味するバンド名とよく合っていると思う。今の時代ともフィットする感じでセンスがいい。

 さて、聴いてみて思ったのは、 予想よりアルバム全体の原田知世のヴォーカルの存在感は強くないこと。メイン・ヴォーカルというより、バンドの一員としての存在感(楽器のみ担当の曲もある)であり、高橋幸宏や高野寛のヴォーカル曲やインストナンバーもあるので、それによって多彩な音楽が楽しめる、アイディアの豊かな作品となっている。
 
 曲は、アコーステックな感触をベースにしつつ、自然感じでエレクトロニカな要素も含まれている。でも精鋭的でも、クラブ・ミュージック的でもなく、ポップ・ワールドは常に担保されているので、家で、ドライブでも楽しめるアルバムだと思う。
 大人なポップのアルバムだけど、夜のアダルトムードというより、アフタヌーンに健康的にちよっと遊んでみました、という感じのシャレたアルバム。そのあたり高橋幸宏らしいなぁと思った、今年のライジングサンにも参加予定ということで僕は一番の楽しみです。

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かまいませんよ。

Nc  丸井のある十字路のナッツカフェでお茶を飲むことにする。居心地の良さそうなお店。まわりは女性客ばっかりでした。お客さんが少なめだったので4人席に案内される。申し訳ない気分になる。

 コーヒーとガトーショコラを食べる。お店の雰囲気はライト・ポップな感じで女友達とランチ+おしゃべりにいいのでしょうね。ランチも安いですし。僕は、スケジュールを確認して、書類のチェックを少し行なう。考えごとをする。

 僕は結構、悲観主義者であって、なんか考えるほどブルーなのだけど、悲観の中に活路を見いだすのが好きなのかもしれない。いや、それは悲観でもなんでもない場合が多いのかもしれないけど。気の持ちようというのは本当に大切なことで、プラス志向、ポシティブ思考は本当に素晴らしい。
 残念ながら、僕にはそのあたり弱いのだけど、今日もまた悲観の中に活路を見いだすことにしよう。まぁ、世の中そんなものである。良い意味でいつも諦めムードなのは自分の利点だと思う。世の中はロクでもないけど、やらなきゃね。いろいろなことを。クマのプーさんではピグレットが好き。

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かわいそうすぎて…

Factory_girl 「ファクトリー・ガール」(封切作品)

 スガイの8階のちいさな劇場で観る。実話で舞台は60年代のニューヨーク。世界的に有名なアーティスト、アンディ・ウォーホルに目をかけられ、モデル・女優として注目されるイーディ・セジウィック。しかし、常に新しいもの好きのウォーホルに見捨てられドラッグにハマり落ちぶれていく彼女の生涯。悲劇性ばかりフォーカスされていて、つらい話です。

 いろんな部分で説明不足かなと思った。僕のようなウォーホールのアトリエ、ファクトリーの雰囲気を味わいたいファンには物足りないし、恋愛ドラマだと思って観にきた人には、なんだかよくわからない作品だと感じるかも。

 イーディをめぐって、ウォーホールとボブ・ディランの三角関係というのは、やや強引な見せ方だと思う。現実もそんなものでもないと思うし。

 ガイ・ピアースが演じるウォーホルはかなり良い。アーティストらしい雰囲気が良く出ている。イーディ演じるシエナ・ミラーは健康的で、育ちの良さそうな感じで魅力的なんだけど、落ちぶれていった方のシーンのほうが印象が強くて、悲しくなる。まぁ、話は簡単にいえば芸能界残酷物語のような感じです。

 後半に、本当に少し(まともに写るのはニコだけ)なんだけどベルベッツ・アンダーグランドが出た時は気分が盛り上がったなぁ。まぁ、ニコの発見によってイーディとはますます疎遠になるウォーホルなんだけどね。

 ウォーホールの映画としては、メアリー・ハロンが監督した「アイ・ショット・アンディ・ウォーホル」(1996)のほうが好き。こちらも実話でバレリー・ソラナスというウォーホルを銃撃した女性が主人公でこれも悲しい話なんだけど、彼女とウォーホルのねじれた関係性や、ファクトリーに集まる連中の良くも悪くもいいかげんなところ、彼らと距離感のあるウォーホルという、とりまく環境が描かれていて立体感のあるリアルな映画だと思った。サントラの選曲も凄く良かったし。ただ、アート系映画というかウォーホルに興味がない人にはあまりおもしろくない作品かもしれないけど。

 「ファクトリーガール」の場合、イーディ自身にスポットがあたり過ぎていて、逆にほかがあまり照らされてない。それはウォーホルについても不十分、なんだか単に気が利かない意地悪な人間のようだ。やっぱり、ディランとウォーホルとの三角関係性で描こうとしたのが問題なんじゃないかなぁ。それって、多分、イーディが堕ちていくのとあんまり関係がないような気がする。
 ディランがいなくたって、イーディは同じ結末のになった可能性は高いと思うし。そう、イーディが本当に堕ちていった原因をウォーホルをふくめて、まわりの人間の性質から描いて欲しかったなぁ。ただ、実話をベースにしている以上難しい部分もあるかもしれなかったけど。

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僕は君じゃない。

※注意:再生すると音出ます。

 このCMはもう19年前のものだけど、このシンプル具合はかなり好き。新しい車の登場の告知だけで、ほかに一切のイメージを付加させない思いきりの良さ。「ああ、ファミリアの新しいの出たのね」といストレートに伝わる。「ついに、楽しい車です」というコピーも、その時代っぽいがCMに合っていると思う。「新ファミリア系列」という簡潔さもいいなぁ。

 唯一クセのあるのはバックに流れる音楽で、その年、桐島かれんを迎えて再結成したサディステック・ミカ・バンドによるテーマ曲「boys&Girls」。「僕は、君じゃない」という印象的なサビが流れるのがアクセントになっている。これがどシンプルな映像とマッチ。

 リリースされたアルバム「天晴」は、ひとつの企画アルバムとして音楽的にもユニークだし、オシャレな作品だと思う。それと、桐島かれんが好きです。

「Boys&Girls」をフルに聴きたい方は以下
http://jp.youtube.com/watch?v=AYeutC893ts&feature=related

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