無印ルパン
DVD REVIEW
「 ルパン 」(2004・フランス)
小学校の頃、図書館に児童向けのホームズと、ルパンの全集があった。僕はホームズは全部読んで結構熱中した。でも、ルパンは当時、不思議に読む気がしなかった。
怪事件に取り組んでいくストイックなパターンのホームズもの対して、バリエーションの多い話のルパンが、当時は理解しづらかったかもしれない。今もちゃんと読んでいない(「ルパン対ホームズ」は読んだかな)。
さて、本作はルパンの映画で「ルパン三世」の映画ではない。原作者を生んだフランスの制作した映画であり130分という長編。
20世紀初頭が舞台。ルパンが子供の頃から話は始まる。ちょっとした文芸大作という雰囲気。美しい緑の多い田舎の風景から都市、ダンスパーティ、豪華客船まで、贅沢なカメラワークと美術で見せてくれる。
といっても決して堅苦しくなく、内容はかなりエンターティメントたっぷりで、若く青さを感じる若者ルパンをロマン・デュリスが魅力的に演じている。この俳優の「真夜中のピアニスト」という作品も好き。これを機会に「ルパン」も読んでみたい。
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