主人公?
DVD REVIEW
「ユナイテッド93」(2006・アメリカ)
あたり前の話だけど、映画には主人公がいる。主人公の魅力は、その作品の質に大きな影響を受ける。どんなにシナリオや、カメラワーク良くても主人公に魅力がなければ、つまらなく感じだろう。
映画というのは「主人公の話」である。主人公に魅力があるから観客は「こいつの話なら観てやろう」という気持ちになると思う。
さて、本作では、一般的な主人公が設定されていない。実は僕は観終わるまで、それに気がつかなかった。エンドロールが始まった時、なんか作品全体に感じる違和感があった。
考えてみると、それは「主人公の不在」であった。監督の意図は、すべての登場人物が主人公ということだろう。たしかに、このテーマを映画にしようとした時そうするのがベストかもしれない。現実の世界では、すべての人が主人公なのだから。
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